こんにちは！あひろーるです。
入浴剤大好き薬剤師で、Instagramで100種類以上の入浴剤を紹介したことがあります♪
疲労、肩こり、冷え性に効く炭酸系入浴剤の温泡。
Amazonのランキングで上位になる人気商品です。
しかし、泡が強いために「温泡でむせた」経験がある人が多いんだとか！
今回は、入浴剤でむせたり息苦しくなったりする原因と対策をご紹介します。
温泡でむせる原因は２つ！
温泡でむせる原因は主に２つ!!
「どうしてむせるのか」を知って事前に防ぎましょう。
【 息苦しくなる原因 】
①炭酸ガスが溶けているときに入浴剤に顔を近づけた
②入浴剤を溶かしながら入浴した
対策はとてもシンプルです♪
炭酸ガス入浴剤は溶かしきってから入浴する。
ちなみに、発生する炭酸ガスは、
柑橘類に含まれている「クエン酸」とふくらし粉の主成分でもある「重曹」でできています。
吸い込んでも体に大きな害があるわけではないので安心してくださいね♪
リラックスしすぎて「のぼせ」に注意！
お風呂が大好きで、本を読みふけったりYouTubeに夢中になったりして、何度ものぼせたことがあります。
【 のぼせる原因 】
長時間お風呂に入ることで、血管が拡張して顔がほてったり頭がくらくらしたりする。
お風呂から出てヘロヘロになっていたら悲しいですもんね。
バッチリ対策していきましょう♪
- 入浴前後の水分補給
- 頭に冷たいタオルを乗せる
- 湯船に入る前にシャワーで体を暖める
頭に冷たいタオルを置くことって意味があったんです。
…というわたしも、最初は髪の毛をしっとりさせるためだと思ってました。
息苦しいのは「湯疲れ」が原因かも？
「のぼせ」と「湯疲れ」は似ていますが、少し違いがあるんですよ。
【 湯疲れする原因 】
普段はシャワーで済ます方が、入浴剤を楽しもうと長時間湯船につかることで起きる。
プレゼントで入浴剤をもらったときは、久しぶりにゆっくり湯船につかりたくなりますよね。
適切な対策したうえで、入浴剤を満喫してくださいね♪
- 入浴前後に水分補給
- 食後・運動後・飲酒後の入浴は避ける
- 湯温を38℃～41℃に設定
特に湯温を高くしすぎると湯疲れを起こしやすいです。
少しぬるま湯で、じっくりと入浴剤を楽しんでみてください。
冬は入浴中の「ヒートショック」に気を付けて
「ヒートショック」という言葉を聞いたことがありますか？
命にもかかわる大切な知識なので、
ぜひ目を通してくださいね。
【 ヒートショックの原因 】
急激な温度変化により血圧が大きく変化することで、失神や脳梗塞を引き起こすんです。
～お風呂でヒートショックが
起こる流れ～
1.暖かい部屋から気温の低い脱衣所へ
（寒さで血管収縮→血圧上昇）
２．裸で寒い浴室へ
（血管収縮が加速→血圧上昇）
３．暖かい湯船につかる
（血管拡張→血圧低下）
４．風呂上り、再び気温の低い脱衣所へ
（寒さで血管収縮→血圧上昇)
高齢者だけでなく、若者でもヒートショックになります。
特に「今日は寒いな」と感じる日は、以下の対策をしっかりとってくださいね。
- 入浴前後に水分補給
- 脱衣所を暖めておく
- かけ湯で冷えた体を暖める
- 41℃以下の湯温で血圧上昇を防ぐ
入浴剤入りのお風呂は、さら湯より血管拡張するものが多いです。
事故が起こりやすい12月～2月は特に気を付けてくださいね。
疲労回復と「静水圧効果」の関係
湯船につかることで身体にリラックス効果を与えてくれる効果がいくつかあります。
その中のひとつが「静水圧効果」
しかし、体調によっては「息苦しさ」を感じるときがあるんです。
【静水圧で息苦しくなる原因 】
湯船に入るとお湯の重さや水圧が身体にかかる。
水圧で横隔膜が押し上げられ肺が圧迫することがある。
湯船につかることで、思っている以上にお湯の重さの負担が身体にかかってるんですよ。
お湯の量を多くしすぎない。半身浴はオススメ。
特に「疲れたなぁ」と感じた日は、肩までつかるのを控えましょうね。
入浴中に具合が悪くなったらどうすればいいの？
お風呂の中で具合が悪くなったら、まずはその場で横になって休みましょう。
落ち着くまでは、安静にすることが1番大切です。
のぼせたときは体の「首」がつく部位を冷やしましょう！
- 手首
- 足首
- 首
急激にではなく、ゆっくり体を冷やすことがポイント。
冷水ではなく冷たいタオルで冷やしてくださいね。
ゆっくりお風呂を満喫したあとは
＼明日からも頑張れる丁寧ケアを♥／
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