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バインドロック 80束とは?技法と仕上がりの徹底ガイド

バインドロック 80束
目次

バインドロックの基本

バインドロックは、日本のアイラッシュブランド「Miss eye d’or(ミスアイドール)」が開発した特許技術です。フラットマットラッシュとボリュームラッシュを組み合わせ、自まつ毛を上下から挟み込み固定する構造が特徴です。この「挟んでロックする」方式により、従来のエクステに比べて高い保持力とボリューム感が得られると紹介されています。

80束という単位の意味

サロンメニューでは「○束」と表記されることが多く、これは束(ファン)=複数のエクステをまとめて装着した単位を示します。
80束=両目合計を指す表記が一般的(片目40束ずつ)。

ボリュームラッシュ分野では「束数」と「本数」は異なる概念であり、束数を増減させることで濃さを調整します。

業界メディアの解説によると、バインドロック80束はシングルエクステ120本程度の仕上がり感に相当するとされています。

また、別の解説記事では、束数ごとの印象の違いが紹介されており、80束はナチュラルさとボリューム感のバランスを取る選択肢として人気です。

バインドロック80束の特徴

メリット

  • 高い持続性:フラットとボリュームの二重構造により、接着面が安定し、最長2か月程度の保持が可能とされています。
  • 濃密な仕上がり:80束でもシングル120本前後の仕上がりに相当するため、適度な華やかさを演出可能。
  • 調整幅の広さ:60束でナチュラル、100~120束で華やか、といった具合に、束数でデザインをコントロールできます。

デメリット

  • ボリュームが強めになりやすい:ナチュラル志向の人にはやや派手に感じられる場合があります。
  • ばらつきが出やすい:自まつ毛の成長に伴い、束の位置がずれて目立つことがあるため、適切なリペア周期が必要です。

日本での法規と安全性

施術者の条件

まつ毛エクステは日本の美容師法で「美容」に位置づけられています。そのため、美容師免許を持つ施術者が、保健所に届出済みの美容所で行うことが必須です。無資格や無届サロンでの施術は法的に認められていません。

接着剤(グルー)の実態

国民生活センターの調査では、サロン用グルーの多くにエチルシアノアクリレートが含まれることが確認されています。一部製品には成分表示がなく、利用者が内容を確認できない事例も指摘されています。そのため、施術時に使用グルーの成分説明を受けられるかを確認することが重要です。

健康被害と受診の目安

厚生労働省や自治体は、以下のリスクについて注意を呼びかけています。

  • アレルギー反応(かゆみ、赤み、腫れ)
  • 感染症
  • 角膜損傷などの外傷

異常を感じた場合は直ちに眼科を受診することが推奨されています。

施術前に確認すべきポイント

  • 美容師免許と営業届出の確認
  • グルーの成分説明やパッチテストの有無
  • 衛生管理(器具の消毒や手指衛生)
  • アフターケア指導(目元を清潔に保つ、こすらない等)

また、American Academy of Ophthalmology(米国眼科学会)も、衛生的な環境と経験豊富な施術者の重要性を強調しています。

まとめ

バインドロック80束は、フラットラッシュとボリュームラッシュを組み合わせた特許技術による装着法で、シングル120本程度に相当する仕上がり感を持ちます。持続性とボリューム感に優れ、ナチュラルから華やかまでデザインの幅が広い点が特徴です。
ただし、ボリュームが出やすいためナチュラル派には不向きな場合があり、自まつ毛の成長に伴うばらつきも考慮が必要です。施術は必ず美容師免許を持ち、保健所に届出済みの美容所で行うことが条件となり、接着剤成分や衛生管理について確認することが重要です。
安全に楽しむためには、正しい知識を持ち、信頼できるサロンでカウンセリングを受けることが大切です。

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